どうしても19世紀までの作品が中心になってしまう、
という漆原啓子に、
20世紀作品にチャレンジしてもらう-----
初年度のHMSに2回登場していただくヴァイオリニストに対し、
わたし、いえ、ほかの実行委員も、そんなおもいを抱いていました。
漆原啓子が高橋悠治作品を水戸芸術館で弾いたのは2009年7月。
それがとても良かったのです。
でも、たしかに、漆原啓子は20世紀作品を弾いていない。
そうした場面にあまり遭遇することはない。
だからこそ、とわたし、わたしたちは考えたのでした。
そして、春季にはハープと、秋季にはソロ中心と二つのヴァイオリンと
というプログラムを組んでみました。
ヴァイオリンという楽器を中心にしたとき、
どうしても、ピアノという相方がふつうになりますけれども、
「ピアノがない」というところをメリットととらえて、
べつのことをとヴァイオリニストに提案できたことも、
良かったようにおもえます。
ヴァイオリニストにとっては迷惑かもしれませんが(笑)。
平河町ミュージックス実行委員 小沼純一
2010年12月7日火曜日
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